2013年5月5日日曜日

教えること・教えられること(5)

現在は洋服中心の時代で、日本女性といえども自分できものが着れなくても恥ずかしいという時代ではありません。そんな時代に儀礼時のことを考えてお稽古をするのは合理的ではありません。
 自分で着れなくても恥ずかしいという時代ではありませんので、着用しなけれいけない時は私の所で出張着付を行っていますので、そういうところを利用すればよいのです。自分で着るよりも綺麗で楽で着崩れない着付をしてもらえます。
その方が合理的です。
こんな時代にわざわざお稽古するかぎりは、上手に着れるようになって、大いに自己主張してお洒落を楽しむ。
そして心の潤いと豊かさにつながるお稽古をしてほしいのです。そうでなければお稽古をすることの意義が半減されてしまいます。
そういう意味からもお稽古をする限りは上手に着れるようにすることが必須なのです。
指導者はそういうことを確りと説明をする。教えられる方はそこまでの理解に達していなかったと思いますので、説明を受ければ素直に聞き入れる心が必要です。

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