2012年4月30日月曜日

男らしいとは

私は若い頃にデパートの贈答品の配達のアルバイトをしたことがあります。
当時は女性は働きにでると、亭主に甲斐性がないことを暴露することになりますので、専業主婦の方が多く配達はスムーズに進行しました。現在は女性も働くのが一般化して配達は留守が多くてはかどりません。
最近は不景気でサラリーマンの年収も平均で400万円代の前半と減退していますので、益々専業主婦の方が少なくなっているのが現状です。
フルタイムでパートに出ている主婦も少なくありません。
パートに出て帰りにはスーパに寄って、買い物袋を持って帰っている姿をよく見かけます。
帰って夕食の支度をするのですね。これは大変な労働ですね。
主婦にとっては今日は何を作るか、それを毎日考えることが大変なのです。
それなのに亭主が帰って来て「おい御飯」「先に風呂に入る」、食事を食べても「ごちそうさま今日の料理は美味しいかったなー」という一言もない。
そんな男が多いので恋愛感情の冷め具合も早いですね。五十路も過ぎて連れ合いといることが楽しいなんて言葉は聞いたことがないですからね。
男は自分たちの仕事と比較すれば家事なんか楽なものだと、主婦業を軽視する嫌いがありますが育児と家事の両立は大変な仕事です。外で仕事をしている方がよほど楽です。
男に甲斐性がないから女性はパートに出てくれるのですから、優しく思い遣る気持ちを忘れてはいけませんね。
よく男らしいという言葉が使われますが、真の男らしい男は、よく働いて、甲斐性があり、家族の者に優しく、社会貢献も十分に自覚している人が一番男らしい男ですね。

2012年4月29日日曜日

ハナミズキ



桜が終わるとハナミズキが咲き始める。
華やかさはないが爽やかで優しく美しい花だ。
ハナミズキはヤマボウシの近縁でアメリカヤマボウシと言うそうだ。
ハナミズキが花弁を広げるまでの姿は奇形だ。
妻は初めてその姿を見て驚きつつも喜んでいた。
むかし額田王は秋と春を比較して秋に軍配をあげている。
私も秋の方が好きで、秋は癒してくれる気分だが、春は元気をもらえるので、最近は春と秋の
差異はなくなってしまった。

2012年4月27日金曜日

小沢氏無罪にほっとする

 小沢さんを嫌いと言う人は多いのではないかと思います。
この度の無罪でも関与は認めながらも、共謀という面では疑わしくは罰せずという判決でした。
灰色のままの決着ですから国民感情からすればスッキリとはしませんが、私とすれば小沢さんは好きではありませんが、これで良かったと思っています。
現政権は自民党も巻き込んで消費税アップに進んでいます。
これだけ借金まみれの財政では、いずれは消費税アップは仕方がないと理解はしていますが、今は絶対に反対です。
約束が違うということ。消費税アップの前に議員削減などの支出の見直し、そういうことを含めて徹底した行革、そしてこの不景気の時に税を上げるなんてことは逆行しています。
現実の消費税の引き上げは先で、現段階では取り決めだけということですが、これは徹底した行革と引き換えでなければ許すべきではないと思います。消費税の引き上げを先に決めてしまえば行革はあやふやにされてしまいます。
我々国民がそういうことを叫んでも、その声は現実にはとどきません。次の選挙までは我々国民は現実には何もできないのです。
ところが小沢さんは消費税の引き上げに対して反対しています。
我々は幾ら騒いでもどうにもなりませんが小沢さんならば抑止力になります。
小沢さんは消費税の引き上げが言われ出した時から、それは約束違反だと言ってきています。
そしてこの不景気に税を上げるべきではないと言っています。
その点に於いては全くその通りだと思います。自民党は早期の解散を唱えていますが、選挙になれば民主党は政権は取れないでしょう。それが分かっているから解散はないでしょう。ならば任期満了までは小沢さんに頑張っていただく以外にないでしょうから、私は小沢さんの無罪にほっとしています。

2012年4月26日木曜日

史跡生野銀山

生野銀山に見学に行って来ました。
坑道見学です。坑内は年中13度の気温で少し寒いくらいでした。
昔の人はあの堅い岩盤をたがねとハンマーだけで砕いていくのです。
大変だったなんて簡単にいえないくらいに労力を要したと思います。
それを感じて今の我々の生活を考えたときに、それだけで見学させて頂いた値打ちがありました。

http://www.youtube.com/watch?v=LM-2HOk7jaQ 写真集です

2012年4月25日水曜日

国旗に敬意を払わない先生

若い頃に自分の存在に付いて真剣に考えた事があります。
自分はどうして生きていれるのかということです。
両親の御陰、それは生涯返しきれない恩ではあることは明確ですが原理ではありません。
人という字は人と人が支え合っている形であると言われています。支え合っていると言っても
私たち個々の支えている力は微々たるものです。
私たちは疲れて家に帰って蛇口を捻れば美味しい水が頂けます。どんなに力のある人でも自分一人の力ではそれはできません。
世界では今も動乱の真っただ中という国があります。そういう国の人は恐らく個々の幸せなど考えも及ばない環境でしょう。
人は人間らしく文化的な生活をしていくには人の群れ、即ち国単位の人の群れのなかで共生して生きていく以外にないのです。国が崩壊すれば個人が文化的に生きていくことはできないのです。
私たちは国という人の群れの中で生かしていただいています。それが人が生きていけれることの原理なのです。
この原理原則が分かっていれば国旗は国の象徴ですから、国旗掲揚に敬意を払うのは当たり前のことです。
それをしない先生方は原理原則が分かっていないということです。
そんなことが理解できない。また素直に道理に則った言動が取れない先生に子どもが託せるでしょうか。
橋下市長はそういうことを言いたいのではないでしょうか。

2012年4月24日火曜日

男らしさ

 私は若い頃にデパートの贈答品の配達のアルバイトをしたことがあります。
当時は女性は働きにでると、亭主に甲斐性がないことを暴露することになりますので専業主婦の方が多くて、配達に行きますと留守の家が少なく配達はスムーズに進行しました。
最近は不景気ですしサラリーマンの年収も平均で400万円代の前半と減退していますので、専業主婦は少なくなり、奥さん方はパートに出ていますので配達も留守が多くて大変です。
フルタイムでパートに出ている人も少なくありません。
パートに出て帰りにはスーパに寄って、買い物袋を持って帰っている姿をよく見かけます。
帰って夕食の支度をするのですね。これは大変な労働ですね。
主婦にとっては毎日今日は何を作るかを考えることが大変なのです。
そんな状況で亭主が帰って来て「おい御飯」「先に風呂に入る」、食事を食べても「ごちそうさま今日のk料理は美味しいかったなー」という一言もない。
そんな男はいませか。
男は自分たちの仕事と比較すれば家事なんか楽なものだと、主婦業を軽視する嫌いがありますが出産、そして育児は大変な仕事であり責務です。
外で仕事をしている方がよほど楽です。
そいうことを考えれば、男に甲斐性がないから女性はパートに出てくれているのですから、優しく思い遣る気持ちを忘れてはいけないですね。
よく男らしいという言葉が使われますが、真の男らしい男は、よく働いて、甲斐性があり、家族の者に優しく、社会貢献も十分に自覚している人が真の男らしい男です。

2012年4月22日日曜日

紅葉の芽吹き

芽吹いた紅葉です

 桜の花が咲く頃に紅葉も芽生えて花をつけます。
萌黄色をした赤子のような形の可愛らしい紅葉は日を透かしています。
細かい花を一杯に付けています。
何回も書きますが皆さんは紅葉に花が咲くことを知っていましたか。
私は40歳過ぎまで知りませんでした。
初めて紅葉に花が咲くことを知って興奮したことを覚えています。
それだけ私にも少しは心のゆとりが出来てきたことを自覚して嬉しかったからです。
前回の続きになりますが、お金が無くても心豊かになることはいくらでもあります。
大自然を感じ取ることもその一つです。

2012年4月21日土曜日

誰もが勝ち組になれる

写真はアーモンドの木

 前回は「若者達に苦言」と題して、豊かな(物質的に)生活をしたいと望めば頑張る以外に方策はなということを記しました。
学生時代に楽をして遊んでしまった。それが就職活動において遅れを取ってしまうのだと書きました。
遅れを取ってしまった。それで負け組に入るのかといえばそうではありません。
様々な人生の道はありますが、その様々な道の目的地は自己の人生の充実です。
道は異なっても生きていく究極の目的は同じです。
如何に心豊かに生きて行くかということです。
お金は無いよりも有った方が良いのは当たり前です。お金は豊かさを買う手段としてつかうもので、お金が無くても豊かになれる事柄は無数にあります。
金は食べていくに困らないだけのものがあれば、後は心掛け次第で豊かに生活していけます。
例えば、物質的には困窮していても、夫婦、親子、兄弟が一体となって仲良く支え合って生活をしていけば、お金持ちよりも豊かに生きていけるのです。
ところが世の中というものは不思議です。

貧しい人ほど人生哲学をよく理解して、家族が仲良く支え励ましあって生きていかなければいけないのに、物欲ばかりに苛まれて夫婦、親子、兄弟関係が崩壊している人たちが多いのです。幼いときから道徳教育がなされていないからですね。
誰もがお金持ちになれることはないのです。遅れをとったからといって負け組ではありません。
人生の究極の目的は自己の人生の充実です。その充実にとってお金は大切ですが、それよりも大切なものは夫婦、親子、兄弟、姉妹が仲良く支え励まし合い、人にも優しく接する心が最も大切だということです。それを理解して実践をしていけば、お金持ちよりも豊かに生きていけます。即ち勝ち組に入れるのです。
本当の負け組は力も無いのに物欲ばかりこだわって、優しくなれない人です。

2012年4月20日金曜日

若者達に苦言

春が来た

今年も不景気ですから、大学を卒業しても就職ができなかったという人も少なくありません。
本人も辛いし親御さんも切ないと思います。
気の毒ですが、そういう感情論と区別して、現実を確りと把握して置くことが重要です。
人は皆平等と言いますが、それは人権は誰にも犯されることが無い荘厳なものであるという意味での平等であって、社会生活上は平等ではありません。
生まれながらにして社長を約束された人もいれば、いくら努力しても報われないという人も現実にはいます。社会は力関係で成り立っています。
力のない、また向上心の乏しい人には社会は無情に映るかもしれませんが、考え方によっては力関係で成り立っているから世の中は面白いのです。
人は誰もが良い生活(物質的に恵まれた)をしたいと望んでいます。それを実現するにはお金をより多く稼げる人になる以外に方策はありません。
お金は自然現象とは別に、高い方に逆流します。
お金は社会的に地位の高い人の所に流れて行くのです。それが分かっていれば、自分も医者や弁護士などの特別なライセンスを所持するか、サラリーマンなら管理職以上の役職につけるようにならなければいけません。
大学でもレベルの高い大学と、そうでない大学というように現実にはランク付けがされています。
就職活動が始まればレベルの高い大学の、それも成績の良い人から順に就職先が決まって行きます。自由主義というものはそういうものです。
それが現実ですから、自分も優先選考されるように良い大学に入り、よい成績を取れるように頑張るしか方策は無いのです。そういうことから逃避しようとすれば、物質的に豊かな生活は諦めなければいけません。
大学に入れば学生時代を楽しんで遊んだ人は、その分当然遅れを取るのですから、就職活動で落ちこぼれたということになります。楽して遊んだ分遅れをとってしまうのですから自業自得です。
己の行いは必ず形となって現れてきます。その真理を知って平等に与えられた時間を如何に自分のために有効に使うかということです。
人生は時間です。その時間を如何に有効に使うかということで人生に中身がきまってきますので、難しい勉強は教えられなくても、そういう人生哲学は親が確りと教えてあげるべきです。
そういうことは学校の先生の教える範疇ではありません。

2012年4月19日木曜日

田中防衛大臣

写真は通り抜けの今年の桜「小手毬」

田中防衛大臣の、北朝鮮のミサイル発射に関する発表の不手際を
委員会で追求され時に、野田総理は「結果的には何もなかったのですから」という
文言で大臣を援護していました。
これを聞いて驚いてしまいました。
国防に関する重大事に対して「結果的に何もなかたのですから」と言う危機管理意識の無さに
呆れてしまいます。
田中大臣もダメですが国の要とならなければいけない総理もなってないですね。
国防に関する重大事では、伝達系統や命令系統は徹底していなければいけないでしょう。
これが今の日本の政治と政治家です。
石原知事が尖閣諸島を都が買うと言い出すのも納得です。

2012年4月17日火曜日

椿

椿と言えばヤブツバキが一般的でしたが
最近は様々な品種の椿が作られています。
西宮市内で見つけた椿の様々を載せてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=C0RceQCeTs0 椿の色々です

2012年4月16日月曜日

水仙

私にとって水仙はスラッとした着物姿の美人に結びつく花です。
女性の美にとって清楚で品があることは、魅力を増幅させる大きな要因の一つになります。
男は眺めていれば大変清楚でおしとやかに見えるが、抱き寄せてみれば、真っ赤に燃えるばらの花のように妖艶と化す、男性は一様にそういう女性に大変な魅力を感じます。
最近は大きく胸元が空いて胸の谷間が見えるお洒落をしている人も多くなりましたが、私は水仙のように清楚に見える人が好きですね。
http://www.youtube.com/watch?v=S6NimiRvAi4 西宮の街で撮って水仙です

2012年4月15日日曜日

大島桜

写真は大島桜です。
咲き始めは葉と花が一緒に開いてきます。
花は真っ白で葉は芽吹いてすぐですから薄色のみどりで瑞々しく爽やかで綺麗な桜です。
桜はあまり香りがありませんが大島さくらはたいへんよい香りがします。
桜餅などに使う桜は大島桜の葉を塩漬けにするそうです。
先日西宮の満池谷の水道局の桜を見に行ったのですが、大島桜に似た桜がありました。
大島桜にしては薄いピンク色が入っています。これは大島桜ではないなぁーと思い通り過ぎようとしますと、警備をしている方がこれは大島桜ですと説明していました。
大島桜にしてはピンクが入っていますがと思わず口を挟んでしまいました。
そうしますと最近は交配してこういうピンクの入った大島さくらも出てきていますと説明をされていました。
桜も本当に多くの品種がありますので、大島桜の白が趣がありますので、自然のままに手を付けないでしてほしいなぁーと感じました

2012年4月11日水曜日

柳と言えば母を思い出す。
母は細くて病弱でしたが、お前たちが大きくなるまではそう簡単に折れてしまわないよ、柳に雪折れなしといわれておるようにねと言っていました。
桜の咲く頃には新芽が出てきて写真のように萌黄色に染めて垂れている様は粋な感じがいたします。


柳線を 萌黄に染めて 粋姿

花柳界という言葉がありますが、中国から来た言葉です。
遊郭などの色街を「流港花街」と言っていたことに由来します。
花柳と言われるように花街の堀端には柳が植えれていた事からそういう名称が生じたものと思われます。

2012年4月10日火曜日

中山寺から見た甲山

小さい山ですから他府県の方には分からないと思いますが、西宮にはシンボルである甲山が存在します。
西宮には高級住宅地として名高い、甲東園、甲陽園、甲風園、甲子園、昭和園、苦楽園、香櫨園という西宮七園と言われる地名があります。
前者の三箇所の地名は甲山に由来すると言われています。

2012年4月7日土曜日

幸せの法則

知足(ちそく)に付いて記してありましたのでご紹介します。
図は竜安寺など、お寺にあるつくばいでよく見かけます。
「吾れ唯だ足るを知る」(われただたりるをしる)という言葉の一文字ずつをとったものです。
「知足」とは「私はもうこれで十分です。こと足りています」ということです。
人間の欲望は限りありません。そのように次から次に欲望を募れせるのではなく、「もう足りています」という心を持つことが大切であるということです。
今の社会は昔と比べれば大変豊かになっています。
豊かになったが故に、「もっと」という気持ちがつよくなり、そのために苦しんでいます。
そのように周りに躍ろさられることなく足りるを知る事が大切です。
人間は小欲なほど幸せなのだという教えです。
小欲は意欲を欠くということではありません。与えられた力をいかんなく発揮して、前向きに働いて、足りるを知りなさいということです。
難しいですね。難しいけれども、難しさを実践したひとが大きく幸せになれるということです。

2012年4月6日金曜日

お見送り

今日は親しい人の告別式です。
妻は仕事で忙しかったのですが送ってあげようということで見送りに行きました。
別れは本当に悲しいものです。
なんの準備や心構えもなく唐突に逝ってしまったのですから、家族の方たちの悲しみはたいへんなものでしょう。
亡くなったときは葬式はどうするの。そういう話をしていたことがあり。その時のことは考えているといっていましたが、冷静にその通りに運べたのでしょうか。
因みに私たちは家族葬で慎ましく行おうと決めています。
死ねばあの世に行く前に冥途を旅します。
そして7日毎に裁判が行われ7回目、即ち49日の満中陰に六道の行く先がきまります。
その六道の地獄、餓鬼,畜生というものは、今では現実離れしていますので、49日間かけて仏になるための修行をするというように説明しています。
歴史に名を残した人でも知らない人の方が断然多いのです。
我々凡人は家族の心の中に、かすかに残っていくだけで死ねばおしまいです。
仏教では朝露のごとく消え去る命と言っています。だからこそ命を大事にしなければいけないのです。大事にするということは中身を充実させるということですよね。

2012年4月5日木曜日

贈る言葉

今日(昨日記述)は大変悲しい一日でした。
私は長年一人暮らしでしたので、朝食は馴染みの喫茶店でモーニングを頂いて
朝食としていました。
私の住んでいたマンションの隣に手毬という喫茶店があります。
そこが私の行きつけの喫茶店です。ここのマスターは本当に温厚な方であまり積極的に客と話をするというタイプではありませんでしたが、マスターの優しさによって和む店でした。
真面目な方でしたが最近は競馬をするようになって、競馬の話ではよく盛り上がって話をしました。13年生まれと聞いていましたので私よりかは先輩です。
順序としては私よりも先に逝っても仕方がないのですが、あまりにも唐突に逝ってしまったものですから、ドカンと寂しさが襲い胸がつまりました。
必ず逝かなければいけないのですが、もう少しお付き合いをして欲しかったです。
歳を取ると親しく語り合える人が少なくなります。寂しいです。
これでママは恐らく店を閉めてしまうでしょう。長年癒してくれた店に感謝をし、そしてマスターに安らかにお休みくださいと祈ります。
さようなら。

2012年4月4日水曜日

浄土は一つではない

仏教は煩悩や苦しみを解脱した世界、即ち極楽浄土に行くことを究極の目的としています。
阿弥陀仏の西方極楽浄土が有名ですが、浄土は仏の数だけ存在しています。
例えば阿閦仏(あしゃくぶつ)の東方妙喜国(とうほうみょうきこく)、薬師如来の東方浄瑠璃国
(とうほうじょうるりこく)、毘沙蘆遮那仏(びるしゃなぶつ)の蓮華世界などがあります。
仏の数だけ極楽浄土があり、仏教は誰もが修業をし徳を積めば仏になれるとい教えです。
キリスト教はイエスキリストが最上位でキリストの愛によって救われるというものです。
権力者が支配する時代では、権力者が最上位でなければ行けないわけです。
ところがキリスト教では時の権力者よりもキリストの存在が絶対ですから、キリストに対する弾圧がなされたのです。

2012年4月3日火曜日

お洒落という演出は大切

 昨日若いお嬢さんにしては珍しく、散策に行かれる時はきものをお召になることをご紹介しました。
何時もとは全く違ったお洒落をする。演出をすることの意義を最近おの方は十分に認識されていないように感じます。
絵画鑑賞に行ったとしましょう。
絵画は誰が訪れても変わりない状態ですが、それを見て心に伝わってくる感じ方は各自まちまちです。
絵に対する理解力とか、好き嫌いなど受け止める方の感じ方によって感動の度合いが異なります。
散策に行っても迎えてくれる景色に変わりがありませんが、それを受け止める側の心構えによって感動の度合いが異なるのです。
何のために大切なお金を使って旅行をしたりお洒落をするのか。
それは人にとっては心豊かに過ごすということが一番大切だからです。
お金で心の潤いを買っているのです。
お金は心の潤いを得るためのものであって大切なのは心の潤いです。
その根本が分かっていれば、何の変化もない日常の生活においても心の潤いにつなげることはできます。

また折角散策に行くのであれば、着物でも着て演出を凝らしていけば必ず大きな感動が得られます。
一番大切なのは邪魔くさがらないで心を高める演出をするということです。
逆からいえば面倒臭さがる人は、一番大切なのは心の潤いであるということを知らないのです。
お金に執着をするということは、お金が潤沢にあれば心の潤いを得るための舞台装置や、小道具などで贅沢に演出ができるということです。
舞台装置や小道具が立派でも演技する役者が下手では良い人生芝居にはなりません。
自分の演技に磨きをかけることが重要なのですが、肝心なことを忘れて舞台装置や小道具ばかりにこだわる人が増えています。

2012年4月1日日曜日