2013年5月2日木曜日

教えること・教えられること(3)

ハナカイドウ

 スポーツ選手は一般的にはオリンピックに出て活躍すれば、自分がやってきたスポーツで身が立てられるようになります。これはどんな職種でもおなじです。オリンピック選手と同じか、それ以上のプロフェッショナルにならなければ、それで身を立てるというのは困難です。
プロフェッショナルになるには「必要だからやっておこうかな」「好きだからやっておこうかな」というような、「かな」というような安易な気持ちではなれません。「絶対になるのだ」という強い精神が必要です。
ただ「やるのだ」という強い精神性だけでは続きません。頑張ったことによって自身が向上していく、その向上していく喜びを感じ取ってこそ辛苦に耐えて頑張り通せます。
起用不器用や、血筋なんて関係ありません。強い精神力を持って頑張れば成就する。全ての起源は精神にありますので、その精神性を高めるように指導する。教えられる方も、そういうことを自身の心で感じ取れる素直な気持ちを育てることが先ず大切です。

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