2013年5月12日日曜日

憲法改正を聞いて(3)


次回の参議院選挙では憲法改正を公約に掲げる党が出てきています。
これまでは憲法改正に付いて、特に9条に触れると選挙では敗北するのでタブーとされていたものが、議論の場に上り堂々と議論されることは好ましいことで、一歩前進したことを喜んでいます。
ただ憲法改正を唱える党の本丸は9条であることは明確です。
でもそれを公然と述べると、まだまだ戦争につながるという幻想から抜け切れていない人が多く、選挙では不利になるから、議論の場では意図する真相を誤魔化そうとするところが見られます。
これまでどれだけそういう言動を見せつけられて来たことか。口先だけでその場を繕うとする言動は国民を愚弄しているのと同じです。それほど国民はめくらではりません。
 現憲法は押し付けられた憲法であります。
現憲法を立案したアメリカ人は、まだその憲法のままであることに呆れているいうエピソードもあるくらいです。
時代にそぐわない憲法であることは明確なのですから、96条だけでなく9条にも踏み込んで議論をし、誤魔化しのない明確な公約を掲げて選挙に挑んで頂きたいと思います。
 冷戦が終息し世界情勢が混沌としてきている。中国が大きな脅威となっ来ている。韓国、北朝鮮の問題もある。そして頼りとしているアメリカの弱体化というように総合して考えると、憲法を改正して完全自立を提唱しない党は、真に我が国の尊厳と誇りを考えていない党であると私は思います。


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