2013年6月21日金曜日

何故徹底して無駄を除く行政が出来ないのか

景気が回復の兆しが見えてきています。好景気は3~5年周期で必ず後退して行きます。消費税の値上げが決まっていますので、景気が回復する前に終息してしまうかもしれません。
 諸外国からも指摘を受けているように、財政の健全化が大きな政策として浮上して来るでしょう。財政を健全化するには行革によって徹底的に無駄を省く以外にないでしょう。
ところが官僚は親方日の丸の意識があって、無駄を省くという意識がないようです。
 調剤薬局を推し進めたのは、病院の薬漬けを無くそうとして始めたものなのに、調剤薬局においては調剤技術料、薬剤料以外に薬剤服用歴管理指導料、薬剤情報提供料等の徴収を認めています。
それによって被保険者も保険者も、院内で調剤してもらうよりも料金は高くなります。
高くなるといっても、保険診療の場合は3割負担で驚くほどの金額ではありませんので、あまり意識しないままに被保険者は払っています。
高く払っていることすらも知らない人がいます。個々には微々たる金額であるからですが、毎回薬局に行くたびに支払っていたら、全体としては膨大な税金投入になるでしょう。
院内で調剤して頂いている時には何の支障もなかったのに、こういうシステムを認めてしまう。役人は使わなければいけないことと、無駄を省く事との感覚が麻痺してしまっているようです。

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