2013年6月20日木曜日

風疹の流行に付いて


風疹は現在大流行をしています。
特に20~40代の男性が多いということです。
 日本・イギリス・フランス・カナダ等で使用されてたワクチンを接種した場合に、無菌性髄膜炎の発生頻度が非常に高かったことで、日本ではワクチンの接種を中止しました。女性は妊娠中に風疹に罹ると胎児に悪影響が起こるということで、昭和52年から中学校で予防接種が始まりましたが、接種対象が女子に限定されました。その結果20歳~40歳の男性が風疹に罹る率が高くなっています。
 男性が風疹に罹ると、妻帯者は当然妻にも影響を与えるので、ワクチン接種を希望する男性が急増してワクチンが不足して病院は困っていることが報じられています。
 全員に予防接種することは副作用があるということであれば難しい選択であろうとは思いますが、女子に接種するのであれば、男性にも接種しておかなければいけないことは、容易に予測が出来たと思うのですが、そこがお粗末ですね。

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