2013年6月25日火曜日

実のない演説

昨日の国会質疑で、民主党の元総理の野田さんが阿部総理に質問をしていました。
「国民の幸せは働きたいと思えば働く場所がある社会にする。そして真面目に働いていれば所得が増える社会にすることです」と言っていました。
言葉だけを聞いていれば耳障りの良い言葉ですが、実に中身のない馬鹿馬鹿しい内容です。
 働きたいと思えば働く場所がある。そんな社会にするには景気が良くなければ不可能でしょう。景気を良くするにはどういう施策を行い、企業が活躍できる社会にするか。消費者が稼いだお金を惜しげもなく使っても、真面目に働いてさえいれば,将来的には何の心配もしなくてよい、社会保障の充実した社会にするか。そういう根本的施策が無ければ景気は景気は良くならないし、当然働く場所を確保するということはできないのです。
 国民受けの良いように耳障りの良い言葉だけで中身が感じられない、こんな演説、説明、抱負を語る政治家は信用できません。
もっと胸襟を開いて、橋下さんのように本音をぶつけてくる政治家が増えることを私は望みます。
 

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