2013年9月17日火曜日

楽しみの検証-8

人間は欲の強い動物ですから、様々な手段から楽しみを得たいと模索しています。それが普通の生き方です。誰もが模索をするのですから、同じなら楽しみには刹那的に消え去るものと、永続するものと二種あることを知っていた方が得です。
 だけど楽しみには二種あるということが分らないという人がいます。
仕事は楽しい生き甲斐だと感じて活躍している人は分っておられますが、そうでない人は理解できないかもしれません。現実にそういう人が沢山おられました。だからお稽古に来ても簡単に辞めて行かれる人がおおいのです。
 それをくい止めるために、お稽古事などの教養を身に付けて活躍すれば、永続性のある楽しみを掴み取れることができる。掴み取らなければ生活は変わらない。変えることのできるのは自分しかいない。だから「着付ぐらい」と安易に考えないで頑張れと語りかけました。なぜならば出来なくても生活に何の支障もないのに、お稽古に来るということは、生活の変化を求めているからです。
 鬱々と生活に張り合いのないことを悩んでいても一歩も前進しません。
そこから抜け出すには確かな何かを身に付ける以外にないのです。

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