2014年7月16日水曜日

幸せさがし-17

お金はないよりもあった方がよいのは当然ですが、財産が沢山あるからといって必ずその人の人生は幸せであるとは限りません。
お金持ちで外から見れば幸せそうに見える家庭でも、夫婦関係が壊れている。親子関係が壊れていて毎日鬱々として暮らしている人も少なくありません。
一般的には経済的にゆとりがある家庭の方が、家庭環境は良好に推移している確率は確かに高いのですが、食べて行くに困らないだけのお金があれば、心掛け次第ではそれ以上に幸せに生きて行くことは可能です。
言葉では簡単に可能なんて言えますが、学生時代から将来を見据えて確り勉強をする。そして目標としていた職業に就いて、楽しく仕事が出来るようになること以上の難しさが伴います。
食べるに困らないだけのお金があれば、幸せに暮らせる術はあります。それには心の在り方です。
お金は心の潤いの為に使うものですから、お金より大切なのは心です。 
普通は結婚して家族を設けて共同生活をします。自分だけが穏やかに、心遣いが細やかであったとしても、家族全員が同じ気持ちで支え合い、助け合わなければ楽しい家庭はつくれません。
そういう理想的な家庭をつくることは本当に難しいのです。
これは若い人には理解のできないことですが、結婚をして10年も経てば、連れ合いと一緒にいることが一番楽しいという夫婦を未だに見たことがありません。別に嫌いになるということではないのですが、100%に近い確率で一緒にいても心がときめかない、楽しいと思わなくなります。
それが現実である中で、家庭環境において喜楽を得ることの方が難しくなります。

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