2013年4月12日金曜日

きものの美しい立ち姿

ポスターなどのきものの写真撮影に行きますと、ピンワークといいまして見えない部分で、ピンで留めて美しいシルエットになるようにします。
着物を着た時の美しい立ち姿は、写真のように全体のシルエットが裾すぼまりにすることが絶対条件だからです。
 裾すぼまりにするには、全て下前の巻き付け方の操作によってきまるのですが、それが難しいのです。
着付けで一番難しいのは裾合わせです。
お稽古に行きますと、やる気があるか否かが上達の進展に一番影響を及ぼすのですが、やる気のある人でも、それが出来るようになるには少なくても3~4年はかかります。
それが出来て体で覚えることができたことになります。
 順序だけでなく体で覚えるところまでお稽古をすれば辞めても簡単にわすれないのですが、そこまでやっていないから、お稽古にいったけれどもやはり着れないということになってしまうのです。

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