2013年4月3日水曜日

思い出

写真は阪神電車の武庫川駅のホームから撮ったものです。
幼い時に何も親父から告げられずに西宮に連れてきてもらって、降りたのは武庫川駅でした。
阪神芦屋の駅もそうですが、小さい川に駅がまたがって存在する光景はよくありますが、武庫川駅のように駅が川にスッポリと入ってしまうような駅は珍しいのではないでしょうか。
父に連れられて武庫川駅に降りた時は異様な光景に驚き、その後も強く印象に残っていました。
幼かったので、どの電車に乗ってどこの駅に降りたのかは覚えていませんでしたが、川の上の駅ということで、もう一度見てみたいという気持ちは心の隅にありました。
小学校の五年生になって、家庭の事情で尼崎に引っ越してきたのですが、川の上の駅は阪神の武庫川駅であることがその時に判然としました。
 駅の名前も記憶に留めておけない幼い時に強く印象に残った地で、晩年は過ごしている。伯母が住んでいて、その伯母を頼って逃げてきたという明確な理由があるのですが、何か不思議に感じてしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿