2012年2月20日月曜日

子供の育成

 結婚をして一年と八ヶ月、結婚をしたときは長女の子供が一人だけで、披露宴にはよちよち歩きで出席してくました。
それから各子供たちに子供ができて今は孫が5人です。
身近に子供たちの奮闘ぶりを見ていますと、子育てに付いても他人事ではなくなりました。
そこで子育てに付いて私なりに考えてみました。
私の人生観を申し上げれば、子供は親によって育てられ、作られていくということです。
子供を見れば親が分かる。子供は親の尺度しか育たないという言葉はそれを証明している言葉です。
親自身の育ってきた環境、そして子供を設けた時の環境があり、親自身の性格や、親自身の経済力、また夫婦仲とかというものが、子供の性格育成に大きく影響を及ぼすということです。
各々の親がいて、各々自分の育成法が正しいと自負して子供を育成します。
自負という強い気持ちが無くても、それしか知らないし、それでしか仕方がないので自分なりに良かれと思って育てる訳です。
それで親が十分に満足できる子供に育てば問題がないのですが、十分に満足できる子供に育つということは稀で、もっとこういう子供に成って欲しかった、育てたかったということの方が多いのではないでしょうか。
でもそのように思ったとしても、言葉は悪いですが子供は親の作品なので子供には罪はないのです。
出来の悪い作品になったとすれば製作者が失敗をしてしまったのです。
そういう理解と認識を親達は持っているか否かが非常に大切です。
親が子供の為を思って一生懸命に舵取りをしても、思う方向に進んでいない時は舵をとっている親の責任ですから、思い止まって舵取りの方向を改める柔軟性が重要なのです。
それができないで突き進んでしまって、子供のためといいながら、大切な子供の心をひん曲げたり潰してしまっている話は山ほど見聞します。

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