2014年10月24日金曜日

幸せさがし-89

人生そのものもそうなのです。人間は欲が強い。その欲望は断ち切ることはできません。
ならば貪欲に生きる。誰もが地位と名誉とお金は欲しいと思っています。それを掴み取る道は様々にありますが、それぞれの道で貪欲に掴み取る努力をしなければ手に入れることはできません。
人は必ず働かなければいけないのです。社会の恩恵によって父や母や自分も生かされています。
だから自分も社会貢献をしなければいけないのです。社会貢献と言いますと、大仰に響きますが、自分もまっとうに働いてお金を稼がなければいけないということです。
同じ働かなければいけないのであれば、働き方によって生涯年収は大きく異なりますので、少しでも多く所得を得れるところで働く方が良いのは言うまでもないことです。
それを現実のものにするには、世の中は競争ですから競争に勝てるように努力するしかないのです。
この努力は付け焼刃的に、一夜的では競争に勝てません。幼いころからの積み重ねで能力が備わっていきます。
子供に人生論は理解できません。何も分らない子供は、毎日楽しく遊びたいと思うだけです。だから子供が競争に勝てる力を備えるか否かは、親の育て方の範疇に委ねられているところが大きいのです。
ところが、親も仕事が楽しくない。夫として、親としての責任上頑張っているという人が圧倒的多数です。そういう生活ではリフレッシュが必要です。その癒しは遊びが主です。子供は親の仕事面の頑張りを見習うのではなく、親の癒しの部分にだけに共感して努力することを怠ります。
鳶が鷹を生むとはよく言ったもので、親が仕事は楽しくないという家庭に、子供は仕事が楽しい生き甲斐だという子供が出現する。一般的には珍しい現象で正に鳶が鷹を生むです。
生き方まで世襲される筈がないのに、世間一般にはそういう風潮になっています。

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