2014年9月10日水曜日

幸せさがし-54

枚方宿


 子供達の中には、少年少女時代から将来を見据えて懸命に勉強している子供もいます。
でもそういう子供は少数で、多くの子供は確かな目標がなく漠然と勉強しています。
そうして、もう一ついけないのは、「その気になればなんとかなるわ」と思っている子供も少なくないといことです。
子供の勉強の成果には、血筋ということも多少の影響はありますが、それよりも大切なのは家庭環境と、家庭環境が生み出す本人のやる気です・
子供の能力はそんなに差異はないと思います。それよりもやる気が大切です。でも今は少子化で豊かですから。子供の意のままに育てている家庭が多いのが現実です。そのことが子供の意欲を削いでいます。
子供は人生哲学なんかわかりません。甘やかされれば楽な方に傾いていくのは当然の道理です。
私の子供頃は総体的に貧しかったので、中学生になりますと進学やその先にある就職のことを考えて真剣に勉強しているクラスメートは多かったと記憶しています。時代の違いですね。そういう点において時代の相違は感じられますが、現実の社会は何も変わっていません。
具体的な目標がなければ成績に悪影響を及ぼします。その結果仕事が楽しくない。面白くないという結果につながります。そういう具体的な目標のない人には、「お金を人並み以上に稼げる人になれ」という具体的目標を子供に授けてはいかがでしょうか。
現実の社会を見つめてみますと、社会貢献度の高い人は、高い収入を得ています。高い収入を得ている人は、高い確率で仕事が楽しい、生き甲斐だと感じている人が多いので立派な目標になります。

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