2014年8月23日土曜日

幸せさがし-40

 自分の存在価値を承認されることが永続性のある喜楽に繋がる。一番の近道は生涯携わっていかなければいけない仕事でそうなることがベストです。でも世の中は厳しい競争ですから、それが叶わなかった人の方が現実には多いのです。それならばボランティア活動をすれば敬愛されるようになる。
それは確かで、現実にそれを行っている人もいます。
確かに方法の一つではありますが、現役を続けながらボランティア活動をするなどというのは現実的ではありません。
現役でそれを行える心のゆとりのある人はごく稀でしょう。もしそれが出来る人であれば、既に今の職場でも遣り甲斐のある仕事に就いていると思います。
何をするにしても、一番大切なのは心のゆとりです。
心のゆとりがあれば、世の中には自分よりも立派な人、賢い人は掃いて捨てるほどいると思えるようになります。そう思えれば自分のような者でも雇ってくれて「有り難い」と思えるようになります。
そう思えれば心が軽くなり仕事が面白くなります。疲れの原因は身体よりもメンタル面の方が大きいので幾ら働いても疲れが残りません。溌剌と働けるようになりますと、会社側からの評価も好転するかもしれません。好転するかもしれませんというのは、仮の話であって、それを計算してはいけませんし、また計算では必ずボロが直ぐに見えてきます。
自分の値打ちは自分で決めるものでなく、他者によって決められます。人から見て自分は今の立場に相応しいと決められたのですから、それを受け止める人にならなければいけないのです。
もしそれが出来たなら明日からではなく、今すぐからバラ色の人生になります。

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