2014年8月10日日曜日

幸せさがし-36

幸せさがしというのは、如何に永続性のある喜楽や充実感という、感動を感じながら生きて行くかということです。
好きな人と結婚をすればそれが得られると期待して結婚をしますが、その期待は直ぐに破られます。
そうなれば、女性は子供の育成に活路を見出して没頭していきます。だけど子供は親元から巣立っていくのは自然現象です。子供に対する愛情は幾つ何十に成っても変わりませんが、巣立って行った子供に思い焦がれても自身の喜楽にはなりません。
やはり自身で何か心の潤いにつなげるものを持つ必要があります。
男性は仕事がありますので、その仕事に精を出して頑張れば進路変更をする必要がありません。
ところが女性は出産を機に仕事を一度退いています。以前の状態に復帰できることはまずありませんので、新たなものを見つけなければいけません。
今は厳しい時代ですから、何かといっても経済的なことを考えて、仕事に就くことを選択される人が多いのが現実です。それから始める仕事は遣り甲斐のある、楽しいと言える仕事に就けることは難しいでしょう。
そこからは、仕事が楽しくないという点においては男女共に同じ並びになります。
男性は専ら職場の人たちと遊んで癒します。女性は子供を通じて知り合った友達や、新しい職場の人たちと睦み合って癒します。
男女共に同じ路線を歩むのですが、女性は子供を通じて、または比較的住居に近い職場を選びますので身近な所で友達、知人を豊富に作り癒しの場を増やします。
ところが男は職場の人との交わりだけです。職場の友人はあくまでも同僚で、仕事を辞めればつながって交わっていくことはまずありません。男は現役を退いてから淋しい思いを強いられるという点では、男女は大いに異なります。

0 件のコメント:

コメントを投稿