2014年8月8日金曜日

幸せさがし-34

昔の企業は家族的で、入社してから色々と教育もしてくれました。
年功序列で大きな功績が無くても給料は上がりました。
厚生制度も充実しており、年に一回は社内旅行があり、運動会などもありました。
最近の企業は厳しい競争に晒されていますので、そういうゆとりはありません。
例えば英会話が出来なければ採用しないというように、入社して即戦力で使えるように、あらかじめ自分で十分に備えてから来いというのが一般的になりました。
そういう備えが十分でなければ、良い企業に就職は出来ないし、また遣り甲斐のある仕事にも就けないという時代です。
 学生は勉強することが仕事ですから、学生時代に企業の要求に応えられるように十分備えておかなければいけなかったのです。今の仕事が楽しくない、生き甲斐にならないという人は、備えを怠った結果としてそういう事態に陥っている人がほとんどですから、自業自得であるとも言えます。
中には恵まれない家庭に育ったために、学校にも行けずに就職したという人もいます。
そういう人に自業自得は酷ですが、現実に今現在面白くない、仕事が楽しくないという点では同じです。
 そういう人は今からでも遅くないのです。自分の立場を好転出来るように、何かライセンスを取得できるように頑張られてはどうでしょうか。
わたしの知っている女性で、夫が亡くなったために60歳の高齢になってから宅建の資格を取ったという人がいます。
生活の基盤となっている今の仕事を簡単に辞めるわけにはいきません。当然平行して準備をしなければいけません。至難のことではありませんが、苦境を知っている人ですから、その気になれば遣り通せてよい成果を上げる確率は高くなります。

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