2014年5月5日月曜日

おかしな話

 今政治は集団的自衛権の議論で白熱しています。
憲法九条改正だけでなく集団的自衛権に付いても、武力行使できるようにすることには反対という人が、アンケートを取ると半数以上います。
 それに関しては様々な考えの人がいて当然であって、正否の決めつけはできません。
でも、もし有事となればどうするのでしょうか。
アメリカ軍が先陣を切って戦い、そして他国の為にアメリカ兵が沢山亡くなって行く。同じ親として亡くなって行く子供のことを考えると、我が国民は申し訳ないと考えるのが人として正しい考えではないでしょうか。
 戦争になるとかならないに拘わらず、有事となれば先ず自国民が矢面にたって国を守り、親は子供や孫を守る体制作りをしておく。それが次世代の人たちに対する、今生きている私たちの責任ではないこと思っています。
 戦いにならないように話し合いをすればよいという意見の人が多数です。
それは夢に近い理想です。国情に少しゆとりのある時は、話し合いも成立しますが、戦前の日本のように、同じ駄目ならイチかバチかでやってしまえということになるのは、国も個人も同じです。北朝鮮が脅威なのはそれです。
国力にゆとりがなくなった時にそういう事態が生じる。それは歴史を見れば歴然です。文化文明は発達しても、人間の生き方は何も変わっていないし、これからもかわりません。欲にまみれた姿が人間なのです。欲望のある限り戦いはなくならない。それが人間社会の真理だと思います。

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