2014年3月9日日曜日

竹と人間

竹も松と同じく色彩が美しく、多彩で佳麗なために多くの人に愛され親しまれています。
 延びと弾力性も強く折れにくいので、これを人生に例えて節操の堅いこととして賛美されています。節操とは信念を堅く守って変えないことです。
 ところで人のことを「人間」と言います。何故人の後に「間」という文字を配し、そして何故「間」なのかをふと思い浮かび考えてみました。
 人は生類学的な名称で、人間と言えば社会で生活を営んでいる人を意味するのだと思います。何故ならば「人間」という意味は、人の住む所、世間、世の中、世間、人がらなどという意味があるからです。
 それでも何故「間」なのかは疑問が残ります。
人は安全で安心して生活が出来るように、太古から社会という人の群れを構築して生きてきています。人と人とが共生して生活をしていくには、竹のように規則正しい間隔、節操という精神面での自立した間隔が最も大切だからではないかと勝手に思っています。
竹を見るときっとそうだと思ってしまいます。

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