2014年3月1日土曜日

親たちを見ていて感じること

必要に迫られて、やらなければ仕方がないという状態に陥れば、頑張ることもできますが、そういうことがなく自然の流れのままに任せれば、誰もが辛い事やしんどいことは回避したいので、楽な方に流されて堕落して行きます。子供でも大人でもそれは同じで、人間というのはそういう動物です。
 「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」という諺の如く、三歳ぐらいまでに基本の性格が作られていきます。そして幼い時に作られた性格は簡単には変わりません。
 子供は真っ白い画布のままに生まれてきて、三歳くらいまでに親の色彩を採りこんで、自分という作品を作り上げて行きます。
その色彩には我慢する、辛抱する、注意されたことには従順に従う。
厳しく躾て、そういう色彩を加えた、自分づくりの作品が作成出来る様に導いてやるのが親の責務です。
ところが子供可愛いさに甘やかせて、それが出来ていない親が増えているように思います。 
 昔は「子供は社会の預かりもの」と言っていました。今はそういう意識で子供を育てている親は少ないでしょうね。
斯く言う私も分っていませんでしたが、三歳くらいまでの躾が大切で、厳しく怒らなければいけないことだけは知っていました。

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