2014年3月17日月曜日

子供の学校の成績-6

 このように偉そうなことを記していますが、実は私も子供を設けた当時は何も分らず、自分の感情だけで子供を育てていました。
きもの学院を30歳の時に開校しまして多くの生徒さんたちと接するようになりました。生徒さんたちは義務教育ではありませんので自分の意思で来られているわけです。
 貴重な時間とお金を費やしてお稽古に来られています。折角来られているのですから、指導する私としては自分の着付ぐらいは出来るようになって辞めて行ってほしいのです。でも着付のお稽古に来られた大半の人は「お稽古に行ったけど着れない」という人です。
お稽古に来られている人は主婦の方が多いのです。恐らく家では子供達に対して
「頑張って勉強しなければいけない」と叱咤激励されていると思います。
何故そうなるのか。私の学院に来た人にはそうなってほしくない。そうならないように指導しなければいけない。どこにその原因があるかを考えた時に、子供が自主的に勉強しないということと共通していることだと思いました。
そこで、もっと前向きにやる気を持ってもらうにはどう指導すべきかを考えました。そんなことで自分で言うのは憚られますが、精神的には大いに成長できたと自負しています。
大人も子供も同じです。「自分でやるんだ」という自主性がなければ大きな成長はないのです。

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