2014年3月15日土曜日

子供の学校の成績-4

 子供は柔軟な頭脳を持っていますので、集中して机に向かえば勉強の効果は上がります。子供の成績アップには自主的に取り組むようにさせることです。
繰り返しますが、子供の成績は記憶力できまり、その記憶力は集中力と、その集中した状態を如何に持続させるかにかかっています。集中力と持続性が成績向上に最も肝要なことですが、それは自主的に机に向かわなけれが発揮できません。
 自主性を如何に高めるかが成績向上にとって最大の課題です。
集中力、持続性ということになりますと、これは性格育成に関わってくることです。どう育成すれば、必ずこうなるという手引書はありませんが、大いに参考すべき事柄はいくつかあります。
その一つは、子供は親によって作られていくという事実の認識です。
出来上がった性格は容易に変えることはできませんので、子供を育成する親の認識と自覚に大きく関わってくるという自覚が大切であるということです。
 子供の虐待ということが報じられますがそれは極稀な例で、どんな親でも自分の子供は可愛いです。可愛い存在ですからついつい構ってしまいます。でも子供にとってはあまり構わない、手助けをしないことのほうが自立心を育成出来るという親の認識が大切なのです。
子供は可愛い存在ですから構いたくなりますが、構わないで突き放して見守る。
そちらの方が親にとって難しく、つらい愛情表現なのですが、あえてそちらを採用する育成法が、子供にとっては良い効果を呼ぶという認識を持つことです。
親は親自身の気持ちと感情を優先させて子供を育成しますが、親の気持ちよりも子供にとってどうあるべきかを優先させて育成することが。より大きな愛であることの自覚が先ず必要です。
 

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