2014年3月30日日曜日

子供の学校の成績-16

お金が無ければ幸せになれないことはありません。お金はお金を使って心の潤いを買っているのですから、一番大切なのは心の潤いなのです。ですから食べて行くのに困らないだけの収入があれば、後は考え方次第で心豊かに生きて行くことは可能です。
 社会は厳しい競争です。誰もがその競争に勝てるわけがありません。誰もが勝ち組に入れる訳ではありませ。むしろ数字の上から行けば、上に限りがありますので、負け組の方が多いのです。年収の平均からすれば、平均から下は負け組でしょう。平均から少し上でも勝ち組とは言えないでしょう。平均年収は平均より上の人がはるかに少ないという実態における平均ですから、多くの方は収入だけを取り上げて論じれば負け組に入るのが現実です。
 収入面で負け組になったとしても、人生の幸せは心で決まるものですから、負け組で有っても勝ち組の人たちよりも幸せに人生を送ることは出来ます。
現実にそういう人たちもいますがごく少数です。
 仏教では彼岸に渡れと教えています。それは欲望を断ち切りなさい。断ち切れた人だけが彼岸に渡れるわけですが、幾ら信心に篤い人でもそれは出来ません。
仏門に入っている人でも出来ない人の方が多いのですから、欲望は断ち切れないことは歴然です。断ち切れないのですから、収入が少なくても心豊かに人生を送れるというシナリオはここでは忘れましょう。
欲を捨てることは出来ないのですから、昔の貧しかった時代の人たちのように、人生の目標をこれからの時代は男女を問わず出世をする。そしてお金を沢山稼ぐ人になることに的を絞って、子供を教育して行けばいいと思います。
 「稲穂は実るほど首を垂れる」と言います。お金を稼ぐのは簡単ではありません。むしろ至難のことで、その至難を克服した人だけが経済的にも豊かになり、人間的にも磨かれていきますので、立派な目標となります。

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