2014年3月29日土曜日

子供の学校の成績-15

 どうすれば子供は自主的に勉強するか。その答えは無いと熟の先生が言っていました。
それは事実だとは思いますが、子供は親によって作られていきます。
だから「子供は親の尺度しか育たない」と言われております。例外は稀にありますが、大方当てはまっています。そのことが証明しているように、子供の勉強、即ち自主性は、家庭環境に大きく影響を受けることは確かです。その影響の受ける大きな源は父と母。そして夫婦の在り方だと思います。
 子供は自分の親はどういう親か、そして父母の夫婦関係はどうかということはよくわかっています。
 子供から見て両親が尊敬できる存在であることは理想です。
ところがそれは難しいのが現実です。子供は親に養われていることは分っています。ですから逆らわないで従順を装っていましても、心では異なる評価表を描いていることの方が多いでしょう。
 真に満点に近い評価表を描いていれば、子供は安心して自分を磨き上げる基地とすることができるので、自ずと勉強にも弾みはつきます。ところが夫婦仲が悪くて何時も喧嘩ばかりしている家庭では、子供は落ち着かなくて勉強に集中できる状態ではなくなります。
夫婦仲良く、そして明るく、親父もお袋も共に前向きに頑張っている。そういう家庭の子供は自主的に自分を磨く努力をすると思います。
でも現実にはそういう家庭は少ない。だから子供だけはと願望を持つのですが、それは理に適っていない親の欲ですね。

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