2014年3月27日木曜日

子供の学校の成績-13

子供と話をしていますと、「心配せんでもその気になったらするから」とよく言います。例えば、進学に付いても、そんなに焦らなくても、その気になったらそんなものぐらいどうにでもなると楽観視している子供は少なくありません。
 子供たちの世界でも、具体的な目標を掲げて、そのためには何処の大学のどういう学部に入って、どう勉強に取りくまなければいけないのかを考え、日々目標に向けて勉強してる子供がいます。
 この世の中は、環境や諸条件を考えますと、生まれた時から差異があります。
生まれた時から将来を約束されている子供もいれば、私のように義務教育しか受けられない貧乏人もいて全て平等ではありません。
でも万民に平等に与えられているものが一つだけあります。それは一日の時間です。その時間を自分の為に有効に使えば、生まれた環境を乗り越えることはそんなに難しくありません。
 生まれついての天才は論じるのも愚かなほど少数です。全ての人は与えられた時間の使い方で人生は決定しています。それが真理なのに「その気になったらする」などと言い訳で済ませる子供は人生の勝利者になれる筈がありません。
 ここでいう勝利とは社会的地位や名声、そしてそれに付随する経済です。
こういう人生論は若い人には分らない、考えたことが無いという若者や子供の方が多いのです。機会があればそういう人生論を親が子供に話してやって、自立心を育むことも大切です。
 

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