2013年10月29日火曜日

現職キャリア官僚の告発本「原発ホワイトアウト」

本の紹介文


 経済産業省資源エネルギー庁次長の日村直史と日本電力連盟常務理事の小島巌が銀座のクラブで密かに落ち合う。
日村は形式上は毎回5000円の領収証を貰っているが、30分座って3万円くらいという高級クラブである。実質は関東電力の店だからいくらでも融通は利く。
「それにしても早く再稼働させて立て直さなければ本当に世の中はめちゃくちゃになりますものね」と小島は言う。
めちゃくちゃというのは、電力会社のレントという甘い蜜に群がることが出来なくなる、ということと同義である。政治家はパーティー券が捌けず、官僚は天下りや付け回しができず、電力会社は地域独占という温室の中での大名扱いがなくなるということだ。


(私見)
再稼働は本当に国民生活のためなのか。福島の後処理の目途も立っていない原発を再稼働させることは、将来的に考えて国民の為になるとは思えない。
代替エネルギーの開発に力を注ぐべきだと思う。

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