2013年10月23日水曜日

子供は親の尺度しか育たない

 最近子供との接触が多くなって感じたことがあります。 
 子供は親の尺度しか育たない。子供は親の鏡。子供は親の背中を見て育つ。昔から言われていますが全くその通りですね。
親は自分の子供の性格はよく把握しています。親と同様に子供も親の性格をよく知っています。
親が理不尽な言動を取れば、中には反発する子供もいますが、大抵は育てられていることがよくわかっていますので我慢しています。
 親がいい加減な言動をとっておいて、子供が可愛いからといって、賢い子に育ってほしい。立派な子供になってほしいと思っても、「お父さん。お母さんだって同じで出来ていないやん」と子供が感じていれば、子供だけに立派になれと言っても無理なのです。
 親だから、大人だからといっても、聖人ではなくごくごく一般人だから、良い手本ばかり見せて生活することは不可能です。不可能なのに可愛いが故に、自分の子供は特別で有ってほしいと念じても無理だという親の理解が必要ですね。
 そういうことよりも、親も子供も、もっと以前の日本のように倫理面で人を律していく、社会通念を構築しなおすことが重要だと私は思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿