2013年10月4日金曜日

お稽古事の「修」「破」「離」-4

よく「今はその気がないけど、その気になれば出来るわ」という人がいます。
やる気のないことをそう言ってその場を繕うのです。
 そういう人は修の段階の備えを十分に出来ない人です。
世の中で全く平等に与えられているのは時間です。その時間を如何に有効に使うかということで成果が異なってきます。
そして世の中は競争です。その競争に勝利するために早くから備えている人が沢山います。
それが現実なのに備えに情熱のない人は競争に勝てることはないでしょう。
 備えが十分であっても、競争に勝てるのは難しいのに、備えを怠っていて何かを掴めることは絶対にない。世の中は甘くないというのはそういうことです。
 修の段階は苦労が伴います。その苦労に耐えれる人は少ない。
少ないから逆に頑張ればチャンスも大きくなります。
今の若い人は自分たちの立ち入る隙間がないと社会を批判しますが、そんなことはありません。我慢をして前向きに取り組めば、競争に勝てる確率は高くなります。
自己の人生の充実の為に生きているのに、頑張れない人が多いのです。世の中は不思議な現象が蔓延しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿